ケーシングパッチ工法
*耐温度については、作業内容にもよりますので、別途相談とさせて頂きます。
*300mを超える深度については、別途相談とさせて頂きます。
ケーシングの破損(穴あき)に対する補修は、内挿管(二重ケーシング)工法が一般的ですが、補修後の揚水量の減少(小型ポンプの挿入)を余儀なくされています。
「ケーシングパッチ工法」は、破損箇所を中心に約1.0m程の区間を1.0㎝以内の厚さでシーリング補修するものなので、補修後も既設の水中ポンプが使用できるメリットがあります。
日本水道協会 水道用液状エポキシ樹脂塗料溶出試験(JWWA K 135:2007)に合格
項目 | 単位 | パッチ 注(1) | VP | SGP |
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引張強さ | N/mm2 | 234 | 49 | 290 |
*千葉県機械金属試験場にて強度試験を実施
注(1) JIS K 7054 A型試験片
補修箇所の規模 | φ65 | φ30 | 50mm×10mm |
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水圧試験(Mpa) | 1.1 | 1.9 | 3.0 |
*パッチ仕上り厚さ 5.0mm
水中テレビカメラで補修箇所の位置や大きさ、形状を確認します。
事前調査の結果より、ガラスクロスの大きさや枚数、樹脂の量などを決定し、パッカーへセットし補修箇所へ降下させます。
パッカーを加圧し、補修箇所に樹脂を含ませたガラスクロスを圧着させ、硬化待機します。
パッカーの圧力を払いパッカーのみ引上げます。